カオス、これが今のベトナムを表現するのにぴったりの言葉だろう。
一方では、着々と進むように見える近代化。高層ビルの建築が進み、若者は夜の町にバイクに乗って繰り出す。
ホーチミン市は、少しでも多くの収入を得ようとエネルギッシュに活動している。とりわけ、ベトナムで目立つのは、熱心に働いている女性である。彼女らは、明るく、陽気で、観光客にすぐに声をかけてくる。少しでも聞こうものなら、次から次へと商品を示されて、ついつい財布の紐がゆるんでしまう。
他方では、ベトナムは21世紀初頭において、数少ない、「社会主義」を冠する国である。20世紀に登場して消えていきつつある(?)「社会主義」をいまだはずしてはいない。かといって、ベトナムのふつうの人々が「社会主義」を意識しているかというと、とてもそうは思えない。資本主義国の普通の人と変わらないように見える。
今回の旅で、ハノイの国営百貨店のロッカー係の女性がチップを受け取らなかったのが印象的だったくらいだ。
■ベトナムデータ
| 国名 |
ベトナム社会主義共和国 Socialist
Republiec of Viet Nam |
| 首都 |
ハノイ |
| 人工 |
8000万人(2002/10/10) |
| 面積 |
約33万平方キロメートル(九州を除いたくらいの日本) |
| 所得 |
1人あたり$190(年間)
ホーチミン市で働く人は平均賃金$百数十(月) 現地の人より |
